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Channel: SS 二次創作 おすすめ
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「ひたすら念力を鍛えるだけの話」他、小説家になろう 短編

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・ひたすら念力を鍛えるだけの話
本当に普通の思考をした人が念力に目覚める話。念力も最初は弱いけど鍛えると徐々に強くなる。しかしなにか目的が あるわけでもなく、ひたすら気晴らしに鍛える主人公は妙にリアル。完全に趣味は「念力」になってる。特にイベントが起こるわけでもなく、下手なフィクショ ンのエスパーより強力な念力にまで成長しても特にやることがないってのが面白い。現実にこんな能力を身につけたら、たしかに気晴らしに鍛えるだろうなー。 個人的になんかすごく気に入ってる作品。

・とある薬師の呟き
よくあるVRMMOプレイヤー大量異世界召喚モノを、NPCの側から見た作品。
歴史上何度も同じようなことがあったらしく、強力な黒髪の人間が大量に現れる=魔王復活フラグだと認識という認識がちょっと笑えるw

・キラキラネームはほどほどに
オリジナルの現代学園モノ。キラキラネームに悩まされている主人公が、キラキラネームの人間ばかりを集めた学園に入学する話。名前のせいで絶望していた生徒たちが、自己紹介が進むにつれて学園生活に希望を見出していく様子には感動すらおぼえる。
後半になると名前に引きづられるかのように自重しなくなっていくのも青春らしくて良い。つか不可思議光線って名前にはワロタw
恐ろしいことに、ここに出てきた名前が全部実在するとのこと(「不可思議光線」はいないけど、「不可思議光」まではいるらしい)。ある意味社会派ホラー。

・ヤンデレ乙女ゲーの世界で普通に生きています(*物理)
・ヤンデレ乙女ゲーの世界で普通に生きています(*撃破)
神様転生した女主人公がヤンデレ男キャラばっかり登場する乙女ゲー世界に転生。しかし本人は格ゲー世界だと思ってて、ヤンデレ=敵キャラとしてボコボコに。まあ、ヒロインが熊に育てられる乙女ゲーなんてないからね。乙女ゲーの原作知識持ち転生者仲間の苦労がうかがえて面白い。
って思ってたら、ガチで格ゲー世界でもあったらしい。続編でのまさかの銃弾無効化ワロタw


「ハーフエルフという存在」他、異世界転生or転移系作品

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小説家になろうの異世界転生or転移系作品をいくつか紹介。「ハーフエルフという存在」と「Identity ~ 異世界冒険譚 ~」は広く勧められそうだけど、「潜竜、碌碌にして」は癖が強いので注意。

・ハーフエルフという存在
小説家になろうにある異世界転生系勘違い物ほのぼの作品。ハーフエルフに転生した主人公だが、その世界でハーフエルフは隔離される生物だと勘違いしている。実際はどうもそういうことではないらしい(まだ立場についてはっきりとは書かれてない)。どうも主人公付きのメイドも周囲の人に勘違いされてるっぽいw
ほのぼのした雰囲気の勘違い物でなかなか面白い。続きが楽しみな作品。

・Identity ~ 異世界冒険譚 ~
小説家になろうにあるオリジナルの異世界転生系作品。転生したものの幼い頃に村を滅ぼされ、洗脳用のマジックアイテムで自我を奪われて10年以上も盗賊の奴隷として生きてきた主人公。その盗賊団を狙った冒険者に助けられ、洗脳状態なのに高い戦闘力を有していたことから保護をかねてギルドに誘われる。
ここまでだと割とよくある異世界転生物だが、話が進むと「異世界転生」という前提そのものが怪しくなってくるなど、一筋縄ではいかない状況であることがわかってくる。話の構成は面白く、今後の展開にも期待が持てる。
ただ獣人ハーレムなのがストーリー展開から浮いている感じがしてちょっと気になる。

・潜竜、碌碌にして
小説家になろうにある異世界転移系の作品。気付けばステータスやスキルが存在する世界の馬車の中にいた主人公。転移前後の記憶がないまま見世物である闘士として戦うことに。主人公が冷静で淡々としており、いざ戦いになると一切相手に情けをかけないので好感が持てる。ハイテンション系が苦手な人には良いかもしれない。
だがハードでダークな異世界ファンタジーを期待してはいけない。毎回最後に出てくるステータスやスキルが、特に描写なく上がっていく。成長チートらしいけど、ちょっと描写が薄すぎる。さらに主人公美形設定で、何の前触れもなくヒロインに好かれててびっくりした。堂々とした厨二病要素全開の文章がずっと続くので読んでて疲れる。

上条さん性格改変(悪条、闇条)SS

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最近読んだ上条さん⇒悪条さんの性格改変物の2ch系SSを2つ。どっちも身体能力というか戦闘力が最強クラスじゃないかと思う。

しかしどちらも完結が期待薄なのが……

・上条「アイテムの正規メンバーですか」
・上条「アイテムの正規メンバーですか」絹旗「超2です」
2chのSSで、家族思いなダーク系の最強上条さんがアイテムメンバーになる話。幻想殺しだけじゃなく近接戦闘能力も極めて高く、身体強化系の能力者と勘違いされるほど。過去に垣根に会ったことで境遇も価値観もかなり違っているが、それをアイテムメンバーには理由あって隠している。上条さんの過去の不幸ぶりが半端じゃないし、後半の上条さんのジレンマも読み応えがある。
普通に面白いのに、凄くいいところで更新が止まってる。本気で残念(´・ω・`)

・闇条「お前…ムカつくな」
・上条「俺がいる限り、テメェは一生最強には届かねぇんだよ!」
とある魔術の禁書目録SSで上条さん最強性格改変再構成物。続編あり。アレイスターのプランの成就に協力しつつも、気に入らないことには絶対に従わない暗部上条さん。重要人物で処分されないのをいいことに暗部の仕事を選り好みするなどやりたい放題。フレンダを引き抜くという展開はかなり珍しい気がする。御坂より白井黒子の方にフラグが立ってるような気も。熱いバトルもあって面白い。
最近スレが荒れ気味なのでエタらないか心配(´・ω・`)

過去に紹介した悪条さんの関連作品
上条(悪)「その希望(幻想)をぶっ殺す」

男女比逆転、女尊男卑系の作品

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男女あべこべ価値観の部分もあるがそれとは少し傾向が違う、男女比逆転物を少し紹介。たぶん男女あべこべとの違いは、極端な男女比の偏りによって社会から排除されていたり、財産のように観念されているかどうかかな。まあ一言で言えば女尊男卑ですね。

・決戦!太平洋戦争!傾国の美女(♂)
小説家になろうにある短編。男の娘が史実の第二次大戦前と類似した世界にトリップする話。男性の出生率が落ち、史実とは異なり史実の権力者のほとんどが女性となっている世界なので、主人公は貴重な種馬として各国の権力者から狙われることに。主人公を巡って第二次世界大戦が起こりそうな気配で、まさに傾国の美男子。しかしオチが酷いなw

・エッチート
小説家になろうにある異世界転生系の作品。男女比逆転で女尊男卑の世界ということで期待していたのだが、話が別の方に行っちゃってて残念。チートもいまいち盛り上がらなかった感じ。正直なところあんまり女尊男卑にした意味が無いような気もする。それともこれから何かあるのかも、と思ってたらものすごい打ち切りでワロタw

・やる夫はドイツっ娘達とイチャイチャするようです
男女比逆転物のやる夫スレ作品。タイトル通りストパンのドイツっ娘たちと日常的にイチャイチャする話。男女比が1:150になっており、各国が男性の保護に乗り出している世界ですが、いわゆる男女の性観念の逆転は見られず美醜反転もありません。
女友達というより完全に嫁状態なのが5人もいてハーレムですね羨ましい。

「信念を貫く者」「長谷川千雨は喫茶店に足を運ぶ」

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最近読んだハーメルンのネギま!SSを2つ紹介。かなり毛色の違う作品だけど、どっちも原作ネギま。

・信念を貫く者
ハーメルンにあるネギま!SSでオリ主最強物。大戦期の魔法世界の話。オリ主は原作知識なし。記憶喪失でなぜか外見や能力がるろうに剣心の斎藤一になってる(ただし能力は世界観に合うように強化されてる)。色々あってそのまま斎藤一として「悪・即・斬」の信念のもと生きてくことを選択し、大戦を裏で操る「完全なる世界」を討つために暗躍する。
珍しいアリカヒロイン物で、ナギとのフラグが完全に絶たれていることから、原作とはかなり違った未来になることが確定してるっぽい。ナギはナギでエヴァンジェリンといい感じに。オリ主×アリカは少ないので無事に完結させて欲しいところ。今後の展開が楽しみな作品。

・長谷川千雨は喫茶店に足を運ぶ
ハーメルンにある魔法先生ネギま!の正統派SS。完結済み。長谷川千雨を主人公とした、本編の片隅であったかもしれない日常の話(ただしオリキャラ有り)。派手なバトルもギャグもない落ち着いた話。恋愛要素は終盤に少し出てくるだけで、別に甘ったるいものではない。千雨の一人称で丁寧に書かれているので、読んでてまったりできる。
ネギまSS界隈やハーメルンに投稿されてる作品ではかなりの異色作。日本語もちゃんとしているので、スコップを休めるのにうってつけの作品。

男女あべこべ美醜反転(美醜逆転)物 ノクターンノベルズまとめ

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ノクターンノベルズにある男女あべこべ美醜反転(美醜逆転)物をまとめました。気付いたらまた追加していきます。このジャンルの過去のまとめは記事下に。

こんな辺鄙なサイトを見に来る人ならわかってると思いますが、ノクターンノベルズはR18のサイトなのでご注意。まあ、このジャンルを好んで読む人なら、一々気にしないでしょうけどね。それにエタってるのも多くて、そこまで進んでる作品は少ないし。

・世界 は 逆に 回転した !
ノクターンノベルズにある男女あべこべ美醜反転系のファンタジー作品。R18注意。主人公は現実からの転生者で生まれた時から奴隷として教育されている。ありえないレベルでブサイクだと評判の貴族に落札されて初めてこの世界の男女価値観と美醜が逆転していると気づく。
まだ2話しか投稿されていないが、このジャンルのオーソドックスな要素を備えており、非常に期待が持てる。特にガチの奴隷ポジの作品は今までなかったので、どんな扱いになるのか楽しみ。

・大魔法使い専用恋人代行所
ノクターンノベルズにある男女あべこべ美醜反転系の転生系ファンタジー作品。R18注意。現代風だけど魔法が存在する世界で、大魔法使いというブス専男性ですら生理的に無理だと言われる超絶ブス(こちらの価値観では美人)専門の恋人代行業を行う主人公の話。なお、主人公は職業として相手に媚びる必要があるからか、結構なよなよしている。
設定が面白いのだが、やはり完結前にエタってしまっているのが残念。それでもキリの良い所までは進んでいるので男女あべこべ好きは一読の価値あり。

・黒髪麦わら白ワンピ⇔長髪貧弱短パン
ノクターンノベルズにある男女あべこべ、美醜反転世界の自分との入れ替わり系。進学のために幼馴染の美少女宅に下宿することになった主人公だが、あまりにキモい外見のせいで拒絶されショックで気絶⇒あべこべ世界へ。オープニングのやっつけ感にワロタw
この作品の主人公は割と直ぐにあべこべ世界であることに気づき、ヒロインを積極的に誘惑する。積極的な主人公は割と珍しいのでそこは評価したい。
ただし1年ほど更新がなく、エタってるっぽい。

・らいおん!
ノクターンノベルズにある男女あべこべ系の異世界トリップ物。アーサー王伝説風のファンタジー世界にトリップした男主人公が、モンスターに襲われているところをランスロット(女性)に保護される。異世界では100年に1度地球人がトリップしてきて科学知識を与えてくれるので「御使い」扱いされており、主人公はその神使いでしかも選定の剣カリバーンを抜いて国を率いるアーサー王ポジ。
一言で言えば、アーサー王伝説+恋姫無双+男女あべこべ価値観。
いまのところ男女あべこべ要素よりもファンタジーの方がメインなのだが、面白くなりそうなところでエタってる。

・あべこべ学園
ノクターンノベルズにある男女あべこべ、美醜反転系の異世界トリップ物。R18注意。ひょっとこ面の超絶ブサイク男⇒セクシーで色っぽい唇。価値観だけじゃなく主人公以外の男性は肉体の構造にも変化があるので、そういうのが苦手な人は注意。
伏線張ったりヒロインとの関係が進展したり、これから面白くなりそうなところでエタってる。

 

男女あべこべ系作品 関連記事

「ヨルムンガンド×ブラックラグーン 暗夜之礫」他

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Arcadiaに投稿されている完結済みの作品をいくつか紹介。どれもちょっと懐かしい作品なので、時代の流れを感じてしまう。

・ヨルムンガンド×ブラックラグーン 暗夜之礫
Arcadia その他SS投稿掲示板に投稿されている作品で完結済み。タイトルそのまま、ヨルムンガンドとBLACK LAGOONのクロスオーバー。クロスオーバーSSは両作品のパワーバランスの摺り合わせが難しいところだけど、これは中々うまいことやっていると思う。このロックはできる男。
「殺し」を楽しむ奴が多すぎるというヨナの独白で、ロアナプラがいかにヤバい場所なのかが理解できる。終わり方も見事で実に良い作品。

・雨迷子
Arcadia HxHSS投稿掲示板にあるハンターハンターの異世界トリップオリ主物。原作知識あり。完結済み。トリップしたヘタレ男主人公(20代?)と、同じくトリップした彼に依存するヤンデレ美少女(12歳)。男は念能力者だが才能は微妙、美少女の方が強い。男の思考力がちょっと残念なのは伏線なのだが、それを踏まえても読んでて疲れるので人を選ぶかもしれない。割とあっさり完結したところは評価したい。
どうでもいいけど、久々に読んだら完結から7年も経っててびっくりした。

・【一発ネタ】 空に挑む 【原作再構成短編・ゼロの使い魔×鳥人間コンテスト】
Arcadia ゼロ魔SS投稿掲示板に投稿されている一発ネタ作品。カトレアの願いを叶えたいというルイズのために、ハルケギニアで最も格式高い長距離飛行コンテストに挑むサイトの話。一発ネタだけど、詳細に書けば長編になりそうな予感w
かの有名な鳥人間コンテストの名言も出てくる。無駄に熱いし、なんか好きだわw

「とあるオトコの治安維持ッ!」他、ハーメルンの禁書SS

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最近読んだハーメルンの禁書SSをいくつか。全部オリ主物。

・とあるオトコの治安維持ッ!
ハーメルンにあるとある魔術の禁書目録SSで、発火能力を持つ第八位の超能力者転生オリ主物。原作を駆け足で進んでるけど、絶対能力進化計画のあたりでオリジナル展開に。
本編の内容に適度に関わってる印象。超能力者だけど戦闘面で甘いところも多く、本編に出てくるような主要敵キャラにはTUEEEできてない感じ。そのあたりのバランスは良いと思う。日常シーンならともかく、シリアスな場面に変なネタを混ぜるのでちょっと読みにくいところもある。

・とある風紀の未開領域(ダークエナジー)
ハーメルンにあるとある魔術の禁書目録SSのオリ主最強再構成物。『とある魔術と科学の未開領域』という作品のリメイクらしい。オリ主は風紀委員長で「未だに解明せれていないエネルギー」を操る垣根帝督とよく似た能力者。暗部とも関わりがあってLevel5相当の実力(空位序列)だけど存在秘匿のためにLevel4扱いになってるらしい。上条さんのクラスメイト。食蜂操祈が最初からデレてる。
そういう感じの作品。

・とある風来の多重恋愛(デュアルラブ)
ハーメルンにあると禁書SSで、アイテムの構成員なオリ主ハーレム物。地の文より会話が多め。オリ主は女の子大好きな変態だけどイケメンらしい。初期好感度が高くてアイテムメンバーは最初から落ちてる。他の登場キャラもことごとくフラグ構築済み。
そういう感じの作品。


男女カップリングの2ch系咲SakiSS

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タイトル通り、男女カップリングの2ch系咲SakiSSから二つ紹介。どうでもいいけど、豊音ヒロインの作品を誰か書いてください。割と切実に。

・憧「百合ネタ無き咲Saki」
・豊音「百合の無い咲Sakiだよー」
・淡「元カレくらいくれてやる」
2chの咲SSで、まったく百合ではない登場キャラたちのガールズトーク。ネットで自分たちが百合扱いされているのに憤ったり、その流れで彼氏が欲しいと嘆いたりして普通に女の子っぽい。たしかに2chでは百合ネタが多いから納得。普通に彼氏持ちのキャラも多いので、そういう咲SSが嫌だという人はスルー推奨。個人的には豊音が可愛すぎ&宮守の娘が天使すぎてたまらない。ちなみに、京太郎は空気。

・健夜「せめて思い出に須賀る」
・健夜「せめて思い出に須賀る」【2LOOP】
・健夜「せめて思い出に須賀る」【3LOOP】
咲SSで小鍛治健夜視点の再構成物。すこやんが何度も時間ループしている設定。今はいない須賀京太郎に執着しているっぽい。半ば家族のように今回の京太郎の面倒を見ている。麻雀プロをやりつつ京太郎や宮永姉妹を幼少期から鍛えまくる。結果、インターミドルは福路美穂子も加えて他を蹂躙しつつ優勝。高校時代も相手の心を折る魔王のようなポジにw
てっきり京太郎×健夜かと思ったら、あまりそういう色はないかな。それにしてもループによって麻雀の実力が完全に異世界に行ってしまったすこやんは超越してるな。
3スレ目に入ったけど現在も連載中。

「さかさまファンタジー」他、男女あべこべ、美醜逆転(反転)系小説

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流行の兆しがあってとても嬉しい男女あべこべ系作品を紹介。できれば網羅したいんだけど、中々しんどい。このブログで紹介した分はいろいろな記事に分散していて関連記事を取り上げるのも面倒なので、上部にあるメニューから「男女あべこべ」タグのついた記事を眺めるのが手っ取り早いです。

・サイ君のあべこべ世界暴走録
小説家になろうにある男女あべこべ世界観の学園モノ。男女同権が行き過ぎて男女の価値観が逆転した22世紀、田舎暮らしで昔ながらの男性らしい価値観を持った主人公が都会に出てきて色々やる話。
ハーレムラブコメの主人公ポジションのヒロインとか、そのヒロインを狙う同性愛者の中性的美少女とか、普通のラブコメならよくある話なのに、男女逆転でやるとこんなにも魅力的になるのかw
主人公は自分の価値観がズレていることに気づいていないので、他のあべこべ世界系の作品とは違った印象の作品になってる。更新が楽しみ。

・さかさまファンタジー
小説家になろうにある男女あべこべ美醜逆転(美醜反転)系異世界トリップファンタジー。あべこべ系できちんと成長物異世界ファンタジーをやっている稀有な作品。あべこべネタも下世話になりすぎず、いい塩梅に抑えているのが好印象。主人公はコミュ障でキョドる系のキャラだけど、やり過ぎというわけではないので読みやすい。あべこべ要素も異世界ファンタジーも両方楽しみたい人にはおすすめできる作品。

・ベコベア・ワールド!~マスター・ナルセと弟子が行く~
小説家になろうにある男女あべこべ美醜反転系作品。主人公と親友の男が、神様みたいな存在に異世界転移される。その世界は親友の男が書いた小説の世界そのままのようで、微妙に異なる世界。
単純にあべこべファンタジー世界でウハウハやるのかと思ったら、ストーリーもちゃんとあり、思ったよりちゃんとした作品だった。ただ、1話目のオタク二人のTS談義とかは微妙。初っ端からそれだから脱落した人も多そう。
ただ日本語として微妙な作品もある男女あべこべジャンルとしては、結構良い作品だと思う。

・P「あべこべ?」
2chに投稿されてたアイマスSSでプロデューサーが男女あべこべ世界に迷い込む作品。2012年に投稿されたもの。二次創作での男女あべこべネタは珍しいので、貴重な作品だと思う。
あべこべ世界の常識を持たないプロデューサーがビッチ扱いで大変なことになる話。短編として割と秀逸じゃないかと思う。

・僕と世界の美意識相違
小説家になろうの男女あべこべ美醜反転……になる予定だったんだろうけど、そこに行く前にプロローグの2話でエタってて涙。文章もあれだし、酷い。

「外道的に行こう」「燕が麦藁と交差する時」他

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ハーメルンの作品を幾つか紹介。どれも話数が短く、完結していない。更新が今後もあるかどうか怪しい。

・外道的に行こう
ハーメルンにある遊戯王SSで転生トラックからの神様チート転移系。遊戯王5D’sの時代。オリ主は相手のレベルが低すぎて憂鬱状態に。憂さ晴らしに外道デッキで蹂躙する。原作キャラも容赦なく心が折られてるので、原作ファンは注意。
何度も酷いこと(デュエル的な意味で)されるツァン・ディレがかわいい。個人的には結構好きなので続きが気になる。

・燕が麦藁と交差する時
ハーメルンにあるワンピースSSで、元CP9の女オリ主の原作再構成物。シャボンディ諸島でルフィたちと出会い、色々あって共闘することになる。オリ主は動物(ゾオン)系悪魔の実“トリトリの実”の能力者で、モデルはハリオアマツバメ。戦闘能力もかなり高く、懸賞金も2億8千万ベリーだが、現在のところ無双できるほど強わけではなさそう。海軍大将に狙われる前に逃げたいと思ってるけど、否応なしに巻き込まれる展開。
結構面白かったんだけど、5話くらいで更新停止していて残念。

・緋弾のアリア もう一人のSランクは理子にゾッコン
ハーメルンにある緋弾のアリアのSSでオリ主を加えた原作再構成物。理子ヒロイン。物語開始時点で公衆の面前で「りこりん」とか呼んで抱きしめちゃう程のバカップル。オリ主はSランク武偵で何やら暗い過去があるっぽい。あらすじにも書かれているように作者が暴走しているところもあるので、そういうノリが苦手な人は要注意。

ネタバレ要素がある作品紹介

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作品のジャンルだとか傾向を紹介しようとするとどうしてもネタバレしてしまう。そういう類の作品をいくつか。予備知識無しで読みたい人は、この記事を読まないほうがいいと思う。
まあ、ネタバレを気にする人は、こんなブログを読まないかもしれないけどw

・月姫転生
ハーメルンにある月姫SSでオリ主憑依物。遠野志貴に原作知識だけある記憶喪失のオリ主が憑依する。直死の魔眼の負担が原作よりも大きく、蒼崎青子に会うことにも失敗したため、眼を開くことができずに全盲として生活する。憑依という事実から徹底的に目をそらし、遠野家に戻らず、原作の時期は三咲町を離れることで生存しようと試みるが、それが致命的な事態を引き起こす。
原作知識持ちオリ主憑依だが、爽快感は皆無なので、そういうのを求めている人にはおすすめできない。
ネタバレになるが一応ループ物要素がある。また、オリ主の正体や憑依の理由が作中で解明されるので、そういう要素のある作品が好きな人にもいいかもしれない。
ちなみに、ヒロインは琥珀。

・From The Earth ~地球から来た剣闘士~
小説家になろうにある異世界迷い込み系ファンタジー作品。長編で完結済み。主人公に特殊な能力はないし、7年以上も奴隷として過酷な生活を強いられている。ローマの剣闘士のように見世物になって戦う日々。同じくトリップした日本人を殺さなければならなくなったり、親しい人間が容赦なく死亡する。そういうシビアな世界観の作品。
ネタバレになるが、前半の終盤で味方が死にまくってからの逆行物。物語の半分近くを使って逆行前の歴史を描写していくので、展開に緊張感があって良い。逆行物だと知らずにシビアな展開に疲れて途中で切るのはもったいない。
作者さんが言うように、派手な作品ではなく地味な作品だが、個人的にすごく好き。無事に完結させた点でも高評価。オリジナル逆行物を読みたい人におすすめ。

野球を題材にしたスポーツ物SS

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野球を題材にしたスポーツ物を紹介。ダイヤのAのSSはもっと増えそうな気がするけど、中々見つからないんだよな~。

・外角低め 115km/hのストレート
ハーメルンにあるパワプロSSで女オリ主のスポーツ物。技巧派投手の子がプロで199勝した前世の記憶を思い出し、その技術で高校野球に挑戦する……という話かと思ったら、女だからという理由で試合にすら出られなかった中学時代を引きずって、野球をやめるとか未練があるとかウダウダやってる話が前半は続く。スポーツを題材にした重厚なストーリーではあるけど、サクサク読めるスポーツ物(スポ根もの)ではない。
究極の技巧派投手がスポーツの枠内で真剣勝負するというよりも、スポーツする女性にまつわるしがらみや人間関係とスポーツの外側で戦ってる感じ。話としては面白いけど、あらすじから読者が期待するものではない気もする。最近の試合描写はとても面白いので勿体ない。
ただ、爽やかなスポーツ物ではないけど、作品としての質は高いと思う。少年漫画的な物を求めてたら少女漫画だったような印象。
合うかどうかを確かめるためにも、読んでみるべきだと思う。

・ジャイロボールに夢見て
ハーメルンにあるダイヤのAのSSで青道高校に最強オリ主追加した再構成物。中学時代に全国制覇した怪物級の投手が主人公。クリスを慕う後輩として青道高校に入学してくる。抜群の伸びのストレート(ジャイロボール)と、ストライクをとれる多彩な変化球で即戦力として期待されている。他にも降谷が別の高校などの大幅な設定変更がある。まだ序盤だけど、続きが気になる作品。
「咲-Saki- 至高を目指す魔神」の作者さんが息抜きに書いているらしいので、更新はかなりゆっくりだと思われる。

「幸福な結末を求めて」その他、ゼロの使い魔勘違い物

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まあ実際のところは、「幸福な結末を求めて」とその二次創作(=ゼロ魔三次創作)なんですが。昔読んで面白かったのに、ブログに投稿しないまま忘れている作品が多くて困ってます。

・幸福な結末を求めて
Arcadiaゼロ魔SS投稿掲示板に投稿されているゼロの使い魔の勘違い物。学園襲撃で焼き殺された女オリ主が現代日本に転生し、事故で死んだ後再びハルケギニアの自分に転生する。ゼロの使い魔のストーリーを知り、主人公たちをうまく利用して最初の人生よりも幸せになるために行動しようする自分本位な主人公。しかし周囲には「自分よりも他人を優先する優しい、でも心の強い娘」だと勘違いされている。
主人公の何気ない行動で原作ブレイクしまくり。ルイズの親友、タバサの姉のような存在、ティファニアの最初の友達、サイトとギーシュは本気で惚れているなど、原作と無関係ではいられない立ち位置になってる。ワルドは信念を貫くヒールとして覚醒してるし、モンモンとマリコルヌが付き合うことになるなど、凄いことに。
それなりに分量があるので、勘違い物が好きな人にはおすすめできる。が、更新は絶望的かもしれない。

・絶望聖女伝(ゼロの使い魔 『幸福な結末を求めて』三次創作)
Arcadiaチラシの裏SS投稿掲示板にある『幸福な結末を求めて』の三次創作の短編。ルイズ視点で彼女がラリカと出会ったばかりの頃を描く。このラリカはたしかに信頼したくなる。
文章もしっかりしていて読みやすい。
勘違い物の主人公以外の視点を見るのが好きな人は、本編を読んでから読むべし。

「そして私は○○○○を手に入れた」他、乙女ゲーム転生系短編

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小説家になろうにある乙女ゲーム転生系作品の短編を幾つか紹介。このジャンルは認知度が高まっているのか、割とコンスタントに供給がある気がする。
個人的には「乙女ゲーの攻略対象になりました…。」みたいな、攻略対象になった男主人公の話も読んでみたいけど、そっちは供給が少ないんだよなー。

・そして私は○○○○を手に入れた
小説家になろうにある短編。前世の記憶が蘇り、自分が乙女ゲーのライバルキャラだと理解した侯爵令嬢の話。元のキャラが知性と人徳を備えた完璧な女性だったために、せめて外面だけでも完璧であろうと努力する。結局、婚約者はヒロインに奪われたけど、そのかわり主人公は別のものを手に入れてハッピーエンド。まあ、王道的な筋なのでネタバレも何もない気がするけど、一応ぼかしておく。シンプルに纏まってるのと、ヒロインなどの登場人物が特に嫌なやつじゃないのがいい感じ。

・乙女ゲームで百合ルートを攻略します!
小説家になろうにある短編。乙女ゲーム世界の主人公にTS転生した元男が、ゲームで唯一女性なのに攻略可能だったキャラと結ばれるべく奮闘する話。百合エンドを目指すわけだが、残念ながら相手は女装キャラだった。最後にはノーマルエンドになってしまう。主人公はそれで満足したけど、TS属性のない人間にはちと辛い話。

・その女、悪女です! いいえ、それは濡れ衣です。
小説家になろうにある異世界転生物の短編。前世の怠惰な自分のことを突然思い出し、それを反面教師として一生懸命努力してきた主人公の姫が、請われてやってきた友好国で突然身に覚えのない罵声を受ける。もちろん相手は乙女ゲーム世界の原作知識あり転生者。しかし主人公はゲームと違う理想的な姫君だったので、その罵倒が転生者の立場を悪くしていく……という王道的な話。
あらすじは王道的だけど、文章や設定がしっかり練られているので面白い。


問題児たちが異世界から来るそうですよ?のクロスオーバーSS

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問題児シリーズのクロスオーバーSSを少し紹介。まあ殆ど全部が途中でスコップ折れるけど、「読心少女」は良さそうだった。

問題児シリーズはやたらとクロスオーバーが多いけど、殆どの作品はパワーバランスの調整に失敗してる感じ。十六夜の擬似創世図はガチ惑星破壊レベルの攻撃力だし、全力戦闘の余波で都市崩壊レベルだから、クロスオーバー先が相応の世界観じゃないと主人公SUGEEEはできない気がする。なので、主人公SUGEEE蹂躙系は読み進めるのがつらい……。

・読心少女の異世界成長記録
ハーメルンにある問題児たちが異世界から来るそうですよと東方Projectのクロスオーバー作品。幻想郷が出来る以前にさとりが箱庭でノーネームと冒険した日々を、火焔猫燐と霊烏路空に語るという導入が新鮮。さとりの設定的に直接暴力で蹂躙などできないので、とても良い切り口だと思う。文章も比較的しっかりしていて良い。
話数がまだ少ないけど、問題児シリーズのクロスオーバー作品では数少ない読める作品だと思うので期待してる。

・問題児と悪魔の妹が異世界から来るそうですよ?
ハーメルンにある問題児たちが異世界から来るそうですよと東方Projectのクロスオーバー作品。問題児3人にフランをプラスしたもの。基本的にフランを中心に、原作通りのところはすっ飛ばしてる。今のところ蹂躙してないのでやや新鮮だった。
ところで、箱庭は天幕があるから吸血鬼が普通に昼間歩ける環境なはず…。

・問題児たちと宇宙最強が異世界から来るそうですよ?
ハーメルンにある問題児たちが異世界から来るそうですよとドラゴンボールのクロスオーバー作品。箱庭にGT後?の悟空が呼ばれれる再構成物。悟空無双。後半のドラゴンボールは普通に星々を砕くレベルの攻撃が飛び交う戦いだから納得できなくもない。ギフトゲームでどう悟空を縛るかがポイントだと思ったけど、よくある原作なぞるだけの蹂躙系で残念。

「境界迷宮と異界の魔術師」他、異世界転生物

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最近ランキングなどで見かけた小説家になろうの異世界転生物をいくつか。ちょっと辛口かもしれないし、ランキング上位に入ってたから人によっては好きなのかも。

・境界迷宮と異界の魔術師
小説家になろうにある異世界転生主人公最強物。VRMMOのキャラに転生し、ある程度成長してから記憶が蘇る系。成長物ではなく、すでに魔法などの技術が身についてる。無駄に能力を隠したりせず、迷宮で冒険者をやるために虐待されていた実家を出る。
今のところ特に成長要素があるわけでもなく、何か目的があるわけでもなく、苦しい生活をやりくりするようなRPG初期のワクワク感があるわけでもなく……先を読もうという気が起きない。可もなく不可もなく、という感じの作品。

・寄生プレイの何が悪い!~転生寄生生物は如何にして「ょぅι゛ょっぉぃ」を達成したか
小説家になろうにある人外転生物。前世人間の主人公が不定形の寄生生物に転生し、死にかけの幼女に寄生する。徹頭徹尾ノリが軽く、出会う人間がみんな幼女に魅了されてるので超イージーモード。今のところ「幼女カワイイ」やってるだけの話。

・Sound of Magic
小説家になろうにある異世界転生ファンタジー物。神様転生でICレコーダーみたいな魔法を使えるようになった貴族主人公の話。1話1話が短すぎる上に、特に盛り上がりもないので、ほのぼのというよりグダグダ感が漂ってる。転生前の記憶についての設定にもブレがあるような…。

「王国へ続く道」他、小説家になろう日刊ランキング掲載作品

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小説家になろうの日刊ランキングで最近見かけた作品から、異世界ファンタジー物をいくつか。まあ、なろうのランキング掲載作品の多くはこのジャンルだろうけどw

・王国へ続く道
小説家になろうにある異世界ファンタジー。主人公は物心ついてからずっと奴隷闘士として戦わされてきた少年。脱走して盗賊まがいの傭兵団に所属していたところ、吸血鬼の美女と出会う。惚れた彼女を妻とするための条件は自分の王国を作ること。そのために主人公は異世界を旅することになる。
主人公には意中の相手がいるけど、普通に他の女性に手を出す女好き。というか、出会った妙齢の女性はほぼ全員手を出している気がする。1話最低1回は濡れ場が入るレベル。行きずりの女性とも遠慮無く関係をもつので、そういうのが気になる人はスルー推奨。
そういう要素も異世界ファンタジーっぽくて良いと思える人には割と勧められる作品。

・救いをこの手に
小説家になろうにある異世界転移主人公最強物。鑑定スキルと倒した魔物のスキルを吸収するスキルを持った主人公が、魔物だらけの無人島に転移して最強になって色々やる話。今のところあらすじ詐欺。
主人公が島内で必死に生きてたあたりはともかく、他の冒険者が漂着したところから主人公の性格が突然変わってつまらなくなった。不信感を持たせまいと必死になってた人間が、ドヤ顔で誰が聞いても不審な提案してるのはギャグのつもりなのだろうか。冷静な人間だったはずの主人公が、聞かれてもいないのに自分の特異な素性をベラベラ他の冒険者に語るとか、意味がわからない。伏線なのかもしれないが、無理して読む気力もないので切った。

・異世界で結構苦労したけど俺…めちゃ強いです。
小説家になろうにある異世界転生ファンタジー。外道主人公最強物。成長限界高いこと以外に才能のなかった主人公が、他の冒険者を獲物にして経験値を稼ぎ最強になる話。久しぶりに本物の外道主人公だったので期待したが、日本語がおかしいのが致命的。誤字脱字、てにをはレベルの間違いが酷い。スマホで書いてるらしいが、これで日刊ランキング1位とは……。

「魔剣戦記~異界の軍師乱世を行く~」他、異世界召喚転生関係

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なろうの異世界関係の作品からいくつか。なろうの書籍化は基準がよくわからん。

・魔剣戦記~異界の軍師乱世を行く~
小説家になろうにある異世界転移系戦記物。主人公軍師。リアルな戦略ゲームをプレイしていた主人公がゲーム世界にトリップ。魔剣使いの少女に助けられて異世界で成り上がっていく感じの話。
主人公のウジウジした思考と唐突で微妙なギャグが合わなくて切った。主人公が懊悩する戦記物なのにNINJAとか……。
てか、なぜこの手の主人公は知略系なのに「たくさん人が死んだ=悪」で思考停止するのか不思議。もっと突き詰めて論理的に正当化できるかどうか判断した上で、それでも感情的に納得いかないとか、ロジックで詰められる部分は詰めておかないと「軍師なのに頭悪い臭」がして萎える。
今気づいたけどこれも書籍化されるのか……。

・愛すべき『蟲』と迷宮での日常
小説家になろうにある異世界転生ファンタジー迷宮物。『蟲』魔法を使って迷宮にソロで潜る転生主人公の話。主人公は死にかけの者を見ても治療費出せないなら放置するタイプ。あと蟲のグロテスクさが周囲にどう見られているかわかっていないので、ナチュラルにトラウマ持ちを量産している感じ。「前世の価値観こそ至上!異世界は野蛮!」系主人公に飽きてる人には良いかも。
しかし、地の文の視点が混乱していて読みづらい。あとシリアスなシーンでAA使うのはやめて欲しい。ブーンのAAとか不意打ちで吹いたわ。

・異世界で強くなりながらニューゲーム
小説家になろうにある異世界召喚死に戻り型ループ物。何もしなければその日のうちに魔王軍に滅ぼされる王都に飛ばされ、何度も死にながら徐々に強くなっていく。
……という話かと思ったら、途中で一気に風呂敷が広がって大味な展開になってしまう。そしてエタってしまったっぽい。何やら感想欄が荒れてるようだし非常に残念。

「カタナクション」「電脳世界、侵蝕」「傾中」

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小説家になろう掲載中のオーバーラップ文庫WEB小説大賞の二次選考通過作品からいくつか紹介。二次選考通過くらいになると日本語がまともなので非常にありがたい。

・カタナクション ~異世界行ったら日の丸あった~
小説家になろうにある異世界迷い込み系の作品。剣道の達人を祖父に持つ警察官の主人公が異世界に迷い込むと、そこにはかつて戦争で亡くなったはずの大叔父が建国した国家があった。大叔父は神のごとく崇拝されている建国の英雄で、彼が残した剣術などがそのまま保存されている。主人公のような「マレビト」は魔法無効化能力があるので、魔法国家との戦争やモンスター相手に圧倒的な強さを発揮できる。大叔父はその力を駆使して大国との独立戦争に勝利したらしい。そんな世界で主人公は、大叔父のように大国の侵略に抵抗していくことになる……らしい。
文章がしっかりしていて読みやすく、異世界迷い込み物としておすすめできる。問題はまだ話数が少ないので話が進んでいないことくらい。続きが楽しみ。

・電脳世界、侵蝕
小説家になろうにあるMMORPGの現実世界侵食もの。ある日突然「廃人御用達のネトゲ」世界が現実世界と混ざり合い、モンスターが跳梁跋扈しスキルや魔法が飛び交うようになる。元の世界のことを覚えているのは当該ネトゲのプレイヤーのみ。プレイヤーはネット掲示板で情報交換しつつ、変化した世界を生きることになる。
現実にネトゲ要素が混ざった世界等の設定は凄く面白い。しかしシリアスよりコメディ寄りなのにコメディ要素がテンプレ満載でつまらない。主人公や妹、幼なじみといった登場キャラの掛け合いに魅力を感じない。設定は面白いのでそこは残念。

・傾中〈かぶちゅう〉
小説家になろうにある伝奇小説。傾奇者が中二病と呼ばれ、様々な娯楽があふれる架空の江戸時代を舞台に、女達が男主人公を奪い合う作品。個々の要素を見ればちゃんとした伝奇ものなんだけど、世界観が独特すぎるw
「有象無象(モブキャラ)」「絶対者(チート)」「万画(マンガ)」「数寄者(オタク)」「伴天連衝撃(ザビエルショク)」などなど、用語がいちいち笑える。なんか2000年代初頭のオタク系テキストサイトを彷彿とさせるw
一般受けはしないだろうけど、合う人には合いそうな作品。

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